英国ヴィーブヘルスケアが2月23日に発表
ヴィーブヘルスケア株式会社は、4月6日、2種類のHIV-1治療用長期作用型注射剤レジメンに関する第2相試験の結果を、英国ヴィーブヘルスケアが発表したことを明らかにした。
英国ヴィーブヘルスケアによるこの発表は、2月23日に行われている。
効果的な新規HIV治療薬を提供
HIV感染症は近年、おおむね治療可能な慢性疾患となりつつある。抗レトロウイルス療法の進歩に伴い、2009年から2013年にかけての全世界におけるHIVによる死亡率は 、22%の減少を達成した。しかし、推定3700万人のHIV患者や新たに感染する人びとのためになすべきことは多い。
英国ヴィーブヘルスケアは2009年、英国グラクソ・スミスクラインと米国ファイザーにより、抗HIV薬に特化したスペシャリストカンパニーとして設立された。HIV/AIDSについてより深く幅広い関心を持つことで、新たなアプローチで効果的な新規HIV治療薬の提供を目指している。
「cabotegravir」と「rilpivirine」を評価
今回結果が発表された第2相試験は、「cabotegravir」と「rilpivirine」の併用療法を評価するもの。
対象は、「cabotegravir」など3種類の経口剤によりウイルス抑制が得られているHIV-1感染患者。「cabotegravir」と「rilpivirine」のウイルス抑制達成率は、3種類の経口剤と同程度だったという。

HIV-1治療用の2種類の長期作用型注射剤レジメンに関する第2相試験の結果を発表 - ヴィーブヘルスケア株式会社
http://glaxosmithkline.co.jp/viiv/press/