6月26日をもって終了
久光製薬株式会社と旭化成ファーマ株式会社は、3月17日、経皮吸収型過活動膀胱治療剤「ネオキシテープ 73.5mg」の共同販売契約を、本年6月26日をもって終了することに合意したと発表した。
6月26日以降、同剤の販売は久光製薬が行うことになる。
オキシブチニン塩酸塩をテープ剤として開発
「ネオキシテープ」は、オキシブチニン塩酸塩をテープ剤として開発した、経皮吸収型製剤薬剤。安定した薬物血中濃度の維持により、薬効の持続する。開発には、久光製薬のTDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達システム)技術が用いられている。
同剤の効能・効果は、過活動膀胱における尿意切迫感と、頻尿及び切迫性尿失禁。通常、成人に対して1日1回、1枚を下腹部・腰部・大腿部のいずれかに貼付し、24 時間毎に貼り替える。
協議した結果、合意に至った
久光製薬と旭化成ファーマは、平成25年6月より「ネオキシテープ」の共同販売を行ってきた。両社は協議した結果、今回の合意に至ったという。
本年6月26日以降の3ヶ月間を限度として、旭化成ファーマは保有している同剤の在庫がなくなり次第、販売を終了する。それ以降の同剤の販売は、久光製薬が単独で行う。

経皮吸収型過活動膀胱治療剤「ネオキシテープ 73.5mg」に関する共同販売終了のお知らせ - 久光製薬株式会社
http://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/