ADDFとHDI、アルツハイマー病治療へパートナーシップ
アルツハイマー病薬開発財団(以下 ADDF)と大学病院ケースメディカルセンターのハリントン・ディスカバリー協会は専門知識とリソースを合同し、有効なアルツハイマー病薬の開発プロジェクトを推進させるパートナーシップを発足させたと発表した。
(画像はADDFのHPより)
ハリントン・ディスカバリー協会(以下 HDI)は2012年に発足した非営利組織で、オハイオ州クリーブランドの大学病院ケースメディカルセンターに拠点がある。組織は、患者の命を改善させる薬物治療を発展させるため、医者兼科学者を支援することを目的としている。
同じように、ADDFは有望だが、製薬工業や関連企業からの資金援助を受けられていない臨床前の薬物研究や初期段階の臨床試験への資金提供を行っている。ADDFはこの致命的な溝を埋め、そうしなければ埋もれてしまう多くの革新的で新しい治療への科学的探求を後押しする。
「革命的治療を」 HDI会長ジョナサン・スタンラー医学士
HDI会長、ジョナサン・スタンラー医学士の言葉がプレスリリースに抜粋されている。
「我々はADDFとともにアルツハイマー病の革命的治療法を促進させるというミッションに共に取り組めることを光栄に思っている」
「このパートナーシップでは、ADDFハリントン奨学生に選ばれた開発プロジェクトは、ADDFから資金提供が行われ、HDIイノベーション・サポート・センターの医薬開発の専門家から支援を得ることができる。これによって作業台から診療室まで迷いなく開発を進めることが可能だ」
このパートナーシップによって、アルツハイマー病新薬の開発へ核心的な援助が実現した。

ADDF Partners with Harrington Discovery Institute at University Hospitals Case Medical Center
http://www.alzdiscovery.org/news-room/view/