「肝臓からの消化器メンテナンス」
田辺三菱製薬株式会社は、1日1錠で肝臓に直接作用し消化器全体をメンテナンスする胃腸薬「タナベ胃腸薬ウルソ(OTC医薬品・第3類医薬品)」を、3月14日に発売する。
同剤は、胆汁酸の1つであるウルソデオキシコール酸が「腸肝循環」により長時間にわたり作用するという薬剤。同社は、「肝臓からの消化器メンテナンス」を提案するとしている。
脂肪による胃もたれ、消化不良を改善
人は年齢を重ねると、脂っこい料理が食べられなくなったり、食べると胃がもたれたりする。これは、肝臓の機能が低下し、脂肪の分解を助ける胆汁酸の分泌が減ることが原因の1つとされている。
今回新発売される「タナベ胃腸薬ウルソ」は、もともと体内にある5つの胆汁酸の1つであるウルソデオキシコール酸を成分として含む。ウルソデオキシコール酸は、肝臓に直接作用し胆汁酸の分泌を促進することで、膵液の分泌と胃排出を促進し、膵リパーゼを活性化。脂肪による胃もたれ、消化不良を改善する。
胃腸・肝臓・胆嚢に長時間作用
「タナベ胃腸薬ウルソ」は、「腸肝循環」により効き目が長時間巡り、1日1錠で肝臓から消化器をメンテナンスすることも、大きな特徴となっている。
同剤服用後、腸で吸収されたウルソデオキシコール酸は肝臓・胆嚢を通って腸内に排出され、再び腸で吸収される。このサイクルが「腸肝循環」であり、ウルソデオキシコール酸が胃腸のみならず肝臓・胆嚢にも長時間にわたって作用するという。
(画像はプレスリリースより)

肝臓に直接作用することに特化した 新タイプの胃腸薬 「タナベ胃腸薬ウルソ」 3月14日に新発売 - 田辺三菱製薬株式会社
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