医薬品の適正使用や薬物治療に貢献
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は、3月6日、「BIファーマシストアワード2016」の最終選考会を東京国際フォーラムで実施し、グランプリや準グランプリなど各賞の発表および表彰式を行った。
同賞は、薬剤師業務を通じて医薬品の適正使用や薬物治療に貢献する優れた取り組みを表彰すべく、同社が2010年4月に創設したもの。
テーマは「シームレスな医療提供の実践」
「BIファーマシストアワード2016」では、「シームレスな医療提供の実践~医療機関や地域における薬薬・多職種協働での薬剤師の取組み~」をテーマとした論文を募集。最終選考会では、全国の薬剤師から寄せられた20題の応募の中から一次審査を通過した8題を発表した上で、審査が行われた。
結果、長崎県の長崎薬剤師在宅医療研究会(P-ネット)・中野正治氏による「在宅医療における開局薬剤師の取り組み」が、グランプリを受賞。準グランプリには、長野県のJA長野厚生連佐久総合病院・青木悠氏による「在宅医療支援への薬剤師の参画体制情報の整備とシステム構築の評価」が選定されている。
グランプリは50万円、準グランプリは30万円
賞の発表と同日に行われた表彰式では、グランプリ受賞者の中野氏には50万円が、準グランプリ受賞者の青木氏には30万円の賞金が、それぞれ賞状およびトロフィーと共に贈呈された。
次回「BIファーマシストアワード2017」の募集テーマは、2016年5月中旬以降、日本ベーリンガーインゲルハイムのホームページ上にて発表される予定だという。
(画像はプレスリリースより)

日本ベーリンガーインゲルハイム、「BIファーマシストアワード2016」グランプリを発表 - 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
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