HIV患者に朗報!?
塩野義製薬株式会社は、ViiV Healthcare Ltd.(以下、ViiV社と表記)が、米国食品医薬品局に対して、次世代インテグラーゼ阻害薬Tivicay(テビケイ、一般名:ドルテグラビル)を含む配合剤について、新薬承認申請を行ったことを発表しました。
本剤は、1日1回1錠の簡便な服用を可能とした配合剤です。現在、抗HIV薬による長期間にわたる多剤併用療法が、一般的な治療法になっているHIV感染症治療ですが、本剤は1日1回1錠の服用で治療を行うことができます。そのため、服薬利便性を向上させ、長期の服薬遵守への貢献が期待されています。
本配合剤の承認申請には、主にTivicayの第3相臨床試験の一つであるSINGLE試験の結果が提出されており、主要評価項目である既存の3剤配合剤アトリプラ(エファビレンツ/テノホビル/エムトリシタビン配合剤、国内未承認)との有効性に関する非劣性検証において、優越性が示されています。
(プレリリースより引用)
次世代のHIVインテグラーゼ阻害薬
塩野義製薬とViiV社との共同研究開発から見出された次世代のHIVインテグラーゼ阻害薬Tivicayは、既に米国FDAからは2013年8月に承認を取得しており、販売が開始されています。
HIVなどのレトロウイルスの増殖に不可欠なインテグラーゼという酵素の働きを阻害する薬剤。エイズ治療薬。日本では平成20年(2008)に認可された。商品名はアイセントレス錠。一般名はラルテグラビルカリウム。米国では2007年に承認。
(コトバンクより引用)

塩野義製薬株式会社
http://www.shionogi.co.jp/