患者やその家族、一般の人、医療関係者などに幅広く情報提供
塩野義製薬は、脂肪萎縮症に関する情報を総合的に入手できるウェブサイトの新規に開設したと発表した。
脂肪萎縮症は、国内での罹患率が100万人に1人程度と非常に希であるため、社会における認知度が低い。その結果、患者自身やその家族は適切な診断および治療に関する十分な情報が入手できないという状況となっている。
そのような状況を受けて、塩野義製薬は、患者やその家族に向けた脂肪萎縮症についての正しい情報や適切な診断や治療が受けられるための重要な最新情報、医療関係者向けに疾患に関する新規知見や診断・治療の進歩などの専門的で詳細な最新情報、一般の人向けに脂肪萎縮症に関する正しい情報を提供するために、同サイトを開設した。
サイトについて
サイトのトップページには、患者が希望を持って治療に取り組める環境の整備を願い、希望という花言葉を持つガーベラを配した。患者や家族一般の人向けのサイトには、疾患の症状および治療方法について最新情報をわかりやすく説明するだけではなく、医療費助成制度など疾患周辺に関する情報も掲載。
また、医療関係者向けのサイトには、疾患の概念や分類、診断フローチャート、治療に関する専門的な情報を掲載している。同社は、今後も継続して最新関連情報を増やしていくとしている。
脂肪萎縮症
脂肪萎縮症は全身もしくは部分的に脂肪細胞が萎縮したり、大部分が抄出したりする希少難病だ。また、難治性の糖尿病や高トリグリセリド血症、脂肪肝などといった合併症も起きることが多い。
(画像はニュースリリースより)

塩野義製薬 ニュースリリース
http://www.shionogi.co.jp/company/news/2016/