臨床検査業務の効率化を実現
株式会社日立ハイテクノロジーズは、小型の臨床化学自動分析装置の新製品として、臨床検査業務を迅速かつ効率的なものにすることができる日立自動運席装置「3100」を開発したことを2014年10月1日に発表しました。日本国内における発売開始日は同日の10月1日からとなります。
(画像はプレスリリースより)
この分析装置の特徴とは
新しい分析装置が開発された背景には、迅速な検査結果報告を実現することで外来診療を効率化し、医療費削減を目指す点が挙げられます。このインセンティブとして、診療報酬には外来迅速検体検査加算が新設され検査を迅速に行うことへのニーズがより一層高まっています。
今回開発された「3100」は検査の迅速化のニーズに対応することを主眼に、分析装置にインストールされる制御ソフトを新たに開発。これにより処理能力が大幅に向上しました。分析性能の向上の方法としては、より少ない試薬の量でも高い分析精度が維持することが可能になったのです。そして、新型の試薬保冷庫を設置。試薬架設数を増やすことで、項目数の増加にも成功しました。
今回の新製品は神戸で開催される臨床検査機器や試薬などの展示会で実際の製品を展示する予定です。

日立ハイテク ニュースリリース
http://www.hitachi-hitec.com/