危険ドラッグの乱用を防ぐ
福島県薬剤師会は、県と連携し、危険ドラッグの乱用を防ぐ活動を行う。現在、全国的に危険ドラッグの乱用は、重大な問題となっている。それを受けて、県薬剤師会は、危険ドラッグの被害を防ぐために、若年層から教育が必要と考えた。
児童、学生向けの教材を作成 県民は薬局で
小学校から高校までの学校に委任委嘱されている学校薬剤師を対象とした研修会をスタート。
研修会を通じて、学校薬剤師は、危険ドラッグや覚せい剤についての正しい知識を学ぶ。また、児童や学生向けの冊子や動画の教材を作成し、学校薬剤師を中心に学校での乱用を防ぐ。
調剤薬局では、県民に対しての危険ドラッグの相談を受ける。
薬剤師の取り組み
地方でも危険ドラッグの乱用は、問題視されている。福島県で使用の事例は少ない。しかし、表面化していないだけで、危険ドラッグが広がっている可能性もあると危惧している。県民が危険ドラッグに手を出さない環境を作っていくためにも、薬剤師会と県の連携が必要。
薬剤師が、県民と一緒になって正しい知識を持つことで、インターネットや違法なお店で簡単に販売されている危険ドラッグが悪いものだという知識を伝えることができると期待されている。

福島県薬剤師会
http://www.fukuyaku.org/