2014年度の新規事業として
日本薬学会近畿支部は、今年の夏、薬学生を対象に「1日在宅体験プログラム」を実施。同支部は、在宅医療においての薬剤師の役割について理解を深めるために今回の企画を実施。
薬剤師に同行 在宅医療における薬剤師の役割を実感
今回の「1日在宅体験プログラム」に近畿圏の薬局18店舗に協力を得た。9つの薬系大学から薬学生が参加。
薬学生がグループになり、薬局薬剤師に1日同行して、介護施設や個人の自宅を周り、在宅医療の薬剤師の業務を体験。今後、在宅医療においての薬剤師の役割は、医師と薬剤師の関係がクローズアップされる。
これからの薬剤師の仕事は、在宅患者への最適かつ効率的で安全・安心な薬物療法の提供が必要となってくる。今回の体験は、今後の薬剤師に必要な体験になる。
日本薬学会近畿支部大会で発表
10月に京都薬科大学で日本薬学会近畿支部大会が開催され、ポスターを作成して発表。現在、多くの課題を持つ在宅医療。その中で働く薬剤師の課題も多くある。
今後の薬剤師は、多職種連携の際の共有情報が必要となってくる。そのことも踏まえ、現状の問題点や課題を、大会の参加者である教授、学生、薬剤師で共有する必要が出てくる。

日本薬学会近畿支部
http://shibu.pharm.or.jp/kinki/