電子お薬手帳「hoppe」、サービス開始

株式会社電通テックと株式会社リーベンスは、電子お薬手帳「hoppe（ホッペ）」のサービス提供を2014年9月22日より開始した。同サービスは患者・薬局ともに無料で利用できる。（画像はニュースリリースより）

ホッペ加盟薬局で患者が薬を受け取る場合は、投薬データが自動で取得されるため、入力という手間を省略することが出来る。また、ホッペ加盟薬局以外で薬を受け取る場合は、QRコード、もしくは自分の手で入力することとなる。

薬が苦手な子供のために、キャラクターを採用した。服薬を申告する度に、キャラクターが応援メッセージを発信するので、次の服薬につなげることが出来る。

患者のセルフメディケーションをサポートするために患者自身が日々の健康状態を日記形式で記録して登録することも出来る。患者自身で健康を管理しながら、服薬後の体調変化や健康状態に相談したい場合には、アプリから、薬剤師に相談できる機能もついている。薬局は患者の健康状況を確認して、アドバイスなどのメッセージを送信できる。

また、病名や過去の服薬状況、副作用履歴といったデータが集積されているため、そのデータを活用し、丁寧な投薬指導に役立つ。さらに、他の薬局での投薬状況を確認することも可能であるため、相互作用によるトラブル回避につながる。

今後は病院やクリニックとの連携システムを用いた電子処方箋機能を追加する予定である。そして、薬剤師向けには、ファーマシューティカルケアを目指す薬剤師のためのコミュニケーションサイトの運営といった利用者の利便性を向上させるための機能やサービスの追加拡大を随時行うという。




株式会社電通テック　ニュースリリース
http://www.dentsutec.co.jp/news/2014/r0922.pdf