販売契約を8月1日に締結
日本ライフライン株式会社は、バイオトロニック社の冠動脈用ハイプレッシャーバルーンカテーテル「Pantera LEO(パンテラ・レオ)」を、9月より本格販売を開始する。
同社と、バイオトロニック社およびバイオトロニック社の「Pantera LEO」について、国内における販売契約を8月1日に締結。バルーンカテーテルの製品ラインナップの拡充を図る。
(画像はプレスリリースより)
ハイプレッシャータイプ「Pantera LEO」
バルーンカテーテルは、冠動脈が狭窄または閉塞することにより発症する狭心症や心筋梗塞に対し、血管を拡張することで治療を行う医療機器。「Pantera LEO」はその中でも、病変部が固い症例やステント留置後にステントを血管に圧着させる際等に用いられるハイプレッシャータイプの製品となる。
「Pantera LEO」の特長としては、バルーンの変形を抑制した正確な拡張コントロールを可能としている点や、拡張時における長軸方向の伸長を低減して治療領域外の血管損傷の回避に寄与する点が挙げられるという。
バルーンカテーテルのラインナップを拡充
日本ライフライン株式会社は、「Pantera LEO」の販売にあたり、世界有数の心臓血管関連の医療機器メーカーである独バイオトロニック社と販売契約を締結。
本年4月より販売を開始した自社製品であるセミコンプライアントタイプの「canPass(キャンパス)」に、ハイプレッシャータイプの「Pantera LEO」を加えることで、バルーンカテーテルの製品ラインナップの拡充を図り、インターベンション領域の一層の強化を進めるとしている。

バイオトロニック社製バルーンカテーテル販売開始のお知らせ - 日本ライフライン株式会社
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