同社における新装置の発表
アジレント・テクノロジーは、新製品であるトリプル四重極型液体クロマトグラフ質量分析装置を発表しました。新製品の名称は「Agilent6495トリプル四重極LC/MSシステム」です。この製品のフロント部にある液体クロマトグラフには「Agilent1200シリーズUHPLCシステム」が採用されているため、高い性能が容易に得られます。
同製品の特徴とは
同製品の特徴としては、従来の同社のクロマトグラフ質量分析装置と比べて、感度、堅牢性、そして信頼性の向上が図られています。様々な分野での利用が想定されており、環境・食品関係の研究においては、各種残留農薬のスクリーニングの他、同定・定量用の装置としても利用可能。また、製薬関係の研究については、高感度な医薬品分析だけにとどまらず、バイオマーカーとして核酸、ペプチド、たんぱく質といった様々な物質の分析にも活用することができます。その他にも、法医学領域における毒物分析、環境分析などにも対応可能です。
同社は化学分析、診断、ライフサイエンスなどの市場におけるテクノロジー・リーダーであり、2万人以上の従業員を要して100カ国以上でビジネスを行い、2013年度には68億ドルの売り上げを達成しました。

アジレント・テクノロジー プレスリリース
http://www.agilent.com/