今回の新たな投資
電気化学工業の主要グループ会社であるデンカ生研は、ワクチン事業と検査試薬事業のより一層の強化拡大方針の一環として、検査薬製造棟の新設および関連施設のために、拡張投資を行うことを決定したと2014年7月3日に発表しました。
デンカ生研は、現在鏡田工場と新潟工場の2箇所に工場を保有しています。新潟工場では検査薬とワクチンを、そして鏡田工場では検査試薬を製造しており、今回の拡張投資においては、製造棟を鏡田工場に新設することで新潟工場内にある検査試薬関連設備を移設する計画です。
このことで検査試薬につき一貫生産体制を構築することができるようになり、同社の競争力の強化を図ることが期待されています。また、研究開発分野にも投資を行い、管理・研究棟の増築を行うことで研究開発強化も図るとのことです。
電気化学工業が掲げる経営計画
電気化学工業では2015年に創立100周年を迎えるため、それに向けた経営計画として同社の成長ドライバーである健康分野へより多くの経営資源を集中させると共に、ワクチン事業・試薬事業における研究開発のスピードアップを目指し、かつ競争力を強化していくことを目指していくとのことです。

電気化学工業 プレスリリース
http://www.denka.co.jp/