小林製薬がインターネット調査を実施
2014年7月4日、小林製薬は同社が2014年6月13日から15日にかけて実施した「2014年更年期障害 実態調査」の結果を発表した。
この調査は更年期障害を経験した母親を持つ、全国の30~40代の女性312名を対象に実施。それによると、「今、自覚している症状はありますか。」という問いに対する回答は「肩こり」が60.6%、「冷え」が49.8%、「疲れ」が47.1%となりトップを占めた。また、自分が更年期障害になったときにとるであろう対処法をたずねたところ、「婦人科にかかる」が40.5%、「睡眠」が31.3%、「運動」が26.6%、「市販の更年期の薬の服用」が21.6%となった。
さらに別の問いに対し、「自分もいつか更年期障害になると思う」と回答したうち、更年期障害になることが「不安」または「どちらかといえば不安」と回答した者は83.0%にものぼった。
(画像はニュースリリースより)
イメージに偏りのある更年期障害
更年期障害は50歳前後に急激なホルモンバランスの変化によって引き起こされるもので、めまいやほてり、不安感など症状が幅広く、またその程度に個人差がかなりある。
そのため他人に理解されにくい側面があり、他者に対してこれまで更年期障害を疑ったことのある理由としては「イライラ怒り気味になるから」、「汗を大量にかいているから」といった回答が多く寄せられた。

小林製薬 2014年更年期障害 実態調査
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/