公益財団法人日本学校保健会と共同開催
ファイザー株式会社と公益財団法人日本学校保健会は、昨年度に続き共催で6月6日より「食物アレルギー・アナフィラキシー対応研修会」を開始する。昨年度は、19か所の研修会におおよそ1万人の教職員が参加した。
この研修会は、食物アレルギーを持つ子供のアナフィラキシー対策に向けた支援のひとつとして、教職員へのエピペン指導を目的としたものである。
この研修会を全国18か所の地域で開催することによって、教職員、学校医、学校歯科医、学校薬剤師を対象に食物アレルギーについて理解を深めるだけではなく、緊急時に適切な対応が行えるようにしたいという。なお、この研修会は、各学校保健会にて参加者を限定して開催するものであり、一般参加は受け付けていない。
アナフィラキシー
アナフィラキシーとは、短時間のうちに複数の臓器や全身に現れるアレルギー反応で急激に進行し、呼吸障害や血圧低下などの症状により死をもたらすこともある。アナフィラキシーを引き起こす主な原因には、食物、蜂毒、薬物などがある。
近年、特に食物アレルギーの子供が増えている現状において、子供が安全に過ごすために、学校現場などでアナフィラキシーへの対応体制の迅速な整備が望まれている。
ファイザー株式会社と公益財団法人日本学校保健会は、今回の研修会のような啓発活動を通じ、学校でアナフィラキシーの発現リスクを抱える子供たちの健康を守り、安心できるように貢献していきたいという。

ファイザー株式会社ニュースリリース
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2014/ファイザー株式会社
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html公益財団法人日本学校保健会
http://www.hokenkai.or.jp/