世界で最初に承認されたSGLT2阻害剤
アストラゼネカ株式会社と小野薬品工業株式会社は、2型糖尿病治療薬「フォシーガ錠5mg、10mg」を発売した。
同剤は、世界で最初に2型糖尿病治療薬として承認されたSGLT2阻害剤。食事の影響を受けないため、食前・食後を問わず、何時でも投与が可能だという。
(画像はプレスリリースより)
インスリンを介さず、高血糖など改善可能
フォシーガ錠は、腎尿細管でのグルコース再吸収を制御するナトリウム・グルコース共輸送体(SGLT2)に対する選択的かつ可逆的な阻害剤。血液中の過剰なグルコースを尿と共に体外へ排出させ、血糖を低下させる。インスリンを介さず、空腹時血糖および食後高血糖を改善することが可能だ。
同剤は、世界で最初に2型糖尿病治療薬として承認されたSGLT2阻害剤であり、2014年5月現在、世界45ヵ国で2型糖尿病治療薬として承認されている。
食前・食後を問わず、何時でも投与可能
フォシーガ錠の用法・用量としては、通常の成人にはダパグリフロジンとして、5mgを1日1回経口投与する。
食事の影響を受けないことから、食前・食後を問わず、何時でも投与が可能だ。効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら10mg 1日1回に増量することができる。

2型糖尿病治療薬「フォシーガ錠5㎎、10㎎」 新発売のお知らせ - プレスリリース
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