国産の経口抗血小板剤
2014年5月27日、第一三共株式会社は、抗血小板剤「エフィエント錠3.75mg/5mg」を発売したと発表した。
本剤は同社と宇部興産による国産の経口抗血小板剤で、一般名はプラスグレス。欧米では経皮的冠動脈形成術(PCI)を施行した急性冠症候群(ACS)におけるアテローム血栓性イベント抑制を適応症とした承認を取得している。
PCIが適応される虚血性心疾患が適応
今回の発売での適応症は、PCIが適応される虚血性心疾患で、ACSや安定狭心症、陳旧性心筋梗塞が含まれる。国内の臨床試験により、早期からの優れた心血管イベント抑制効果が確認されたとしている。
製品の概要は下記のとおり。
販売名:エフィエント錠3.75mg/5mg
一般名:プラスグレル塩酸塩
薬価: 3.75mg 282.70円、5mg 359.80円
効能・効果:経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される下記の虚血性心疾患(急性冠症候群[不安定狭心症、非ST上昇心筋梗塞、ST上昇心筋梗塞]、安定狭心症、陳旧性心筋梗塞)
用法・用量:通常、成人には、投与開始日にプラスグレルとして20 mgを1日1回経口投与し、その後、維持用量として1日1回3.75mgを経口投与する
(プレスリリースより引用)

抗血小板剤「エフィエント錠3.75mg/5mg」新発売のお知らせ(第一三共株式会社)
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006132.html