2014年4月30日付けで承継
2014年5月7日、帝國製薬株式会社は同社が製造販売している尋常性乾癬治療剤「ドボネックス軟膏50μg/g」の製造販売承認をレオファーマ株式会社が承継したことを発表した。
同剤はレオファーマ株式会社の親会社であるLEO Pharma A/Sが開発したもの。2000年1月に帝國製薬が同社からこれを導入後、国内開発を行い、承認を取得していた。現在は帝國製薬と提携する鳥居薬品株式会社によって販売されているが、レオファーマに承継後も鳥居薬品による販売は継続される。
(画像は帝國製薬株式会社ホームページより)
乾癬治療における外用療法の基本薬
「ドボネックス軟膏」は活性型ビタミンD3誘導体(カルシポトリオール)を有効成分としており、現在、乾癬治療における外用療法の基本薬として世界中で使用されている。皮膚の細胞が増える異常なスピードをおさえる効果があるため、乾癬の症状である皮膚の赤み、銀白色の雲母状の皮膚片の発生を防ぐことにつながる。
通常の用法では1日2回適量を患部に塗布。1週間に90gを超えての使用は禁止されている。

尋常性乾癬治療剤「ドボネックス軟膏50μg/g」の製造販売承継に関するお知らせ
http://www.teikoku.co.jp/japanese/contents/