12月5日に発売
大塚製薬は、カルニチン欠乏症の治療薬として、「エルカルチンFF錠」を12月5日より発売することを発表した。今回の「エルカルチンFF錠」の発売は、有効成分をそろえて、医療現場の声に応えた物となる。
レボカルニチン製薬の新しい剤形として、「エルカルチンFF錠100mg」と「エルカルチンFF錠250mg」が発売。
カルニチン欠乏症の治療薬として
カルニチン欠乏症は、先天性代謝異常症の患者や血液透析の患者にみられる、筋肉の痛みなどの症状がみられ、重症になると、低血糖の発作をおこしこん睡状態になる。「エルカルチンFF錠」は、その治療薬として期待が集まる。
今回の「エルカルチンFF錠」は、医療現場で内服薬の剤形変更のときに、投与量の換算が行いやすいように開発された。現在は、カルニチン欠乏症の治療薬として、「エルカルチンFF内用液10%」や「エルカルチンFF静注100mg」が使用されている。
今回の「エルカルチンFF錠」の発売で、カルニチン欠乏症の患者は、適切な継続投与の選択肢が広がり、治療に役立つ。
「エルカルチンFF錠」の用法
成人は、1日3回、1.5~3gを服用する。小児は1日の服用量は、体重1kgに25~100mgとし、1日3回服用する。どちらも患者の状態に応じて増減される。
(画像はプレスリリースより)

大塚製薬 プレスリリース
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