特発性血小板減少性紫斑病、ITP
協和発酵キリン株式会社は、同社ウェブサイト内の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)疾患情報サイト『特発性血小板減少性紫斑病・ITPナビ』に、新コンテンツ「ITP相談室」を掲載した。
ITPは、国の特定疾患に指定されている疾患。同コンテンツでは、ITPに関するよくある質問や、患者や家族の不安な点について、専門医が答えるものとなっている。
血が止まりにくくなる血液疾患
ITPは、血小板が減少し、その結果として血が止まりにくくなる血液疾患。
何らかの原因により血小板膜上の糖蛋白に対する自己抗体が産生され、血液中で血小板に結合する。そして、この血小板抗体が結合した血小板は脾臓などに取り込まれ、血小板が少なくなる現象は発生する。「自己抗体」が何故産出されるのかについては、現在はまだはっきりとしたことはわかっていない。
ITPの治療の目標は出血を防ぐことだが、通常は出血の危険がほとんどないため、定期的に血小板数と出血症状をみながら経過を観察することになる。患者の数は国内で約2万人であり、国の特定疾患に指定されている。
よくある質問に専門医が答える
同社ウェブサイト内の『特発性血小板減少性紫斑病・ITPナビ』では、ITPの症状や日常生活の注意点、治療などを紹介している。「ITP相談室」はその新コンテンツ。ITPに関するよくある質問や、患者や家族の不安な点について、専門医が答える内容となっている。
同社は今後も疾患に関する情報提供を行い、医療への貢献を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

疾患情報サイト『ITPナビ』 専門医がお答えしたQ&Aコンテンツ「ITP相談室」を追加 - 協和発酵キリン株式会社
http://www.kyowa-kirin.co.jp/news