アジア領域で頻発する眼科疾患がターゲット
2014年11月12日、参天製薬株式会社は、新たな眼科治療薬開発を目的とした共同研究をシンガポールアイリサーチインスティテュート(以下 SERI)とともに立ち上げたことを発表した。
この共同研究は特にアジア領域で頻発している眼科疾患がターゲットとなる。
参天製薬の持つ現行製品ポートフォリオと将来の薬剤候補、そしてSERIによる新技術やトランスレーショナルリサーチ機能というお互いの強みを生かし、複数年度にわたって幾つかの眼疾患領域における新製品開発を目標にプログラムが実施される予定だ。
眼科領域に強みを持つ2社
参天製薬は国内の医療用眼科薬市場においてシェア第1位を誇るなど、眼科とリウマチ領域に特化した研究、開発、販売・マーケティング活動に力を入れている。
一方、SERIはシンガポール国立眼科・視覚研究所として設立後、アジア太平洋地域最大の眼科研究所となるまでに成長した。現在はシンガポール国内の臨床眼科センターや生物医学研究所にとどまらず、世界中の主要眼科センター・研究所と共同で視覚に関する研究に取り組んでいる。

シンガポール アイリサーチ インスティテュート 参天製薬株式会社 プレスリリース
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/