武田薬品工業がワクチン安全管理株式会社に出資を決定
武田薬品工業株式会社は、アルフレッサ株式会社が2014年8月に設立した100%出資する子会社「ワクチン安全管理株式会社」に出資することを2014年10月2日に発表しました。なお出資金額については開示はしていません。
今回の出資の背景と概要について
定期的に摂取するワクチンの種類は近年増加傾向にあり、それに伴い様々な種類のワクチンを同時に接種する機会も増えました。そのことは乳幼児のワクチン接種の管理の複雑化を招き、乳幼児における定期接種ワクチンを漏れなく接種することは大きな課題の一つとなっています。
アルフレッサでは予防接種管理システム「ワクチンスケジューリングシステム」を開発し、乳幼児のワクチン接種情報について医療機関だけではなく乳幼児の保護者も共有することによって、ワクチン接種におけるスケジュール管理をサポートしています。同社ではこのシステムの開発にあたり、企画段階から協力してきました。
同社では今回の出資を契機としてアルフレッサと協力して医療機関に対するこの予防接種管理システムの普及活動を推進し、ワクチンの適正な接種に対する推進サポート、そし公衆衛生医療の向上に貢献することを表明しています。

武田薬品工業 ニュースリリース
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