発売予定は7月
サノフィ株式会社(以下「サノフィ」)は、アレルギー性疾患治療薬「アレグラ(R)ドライシロップ5%」(一般名:フェキソフェナジン塩酸塩)が、4月17日付で薬価収載されたと発表した。薬価は130.90 円(5% 1g)。なお、発売予定は7月中旬である。
乳幼児のために日本で独自開発
「アレグラ(R)ドライシロップ5%」は、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒を適用とし、サノフィが月齢6 ヵ月以上の乳幼児のアレルギー患者向けに、日本独自に開発した製品である。
「アレグラ(R)ドライシロップ5%」はフェキソフェナジン塩酸塩を有効成分とし、成人を対象とした研究において、中枢への影響をきたしにくいという報告がある。
また、安全性だけではなく、飲みやすさも重要視し、乳幼児のアレルギー患者が飲みやすいように、ストロベリー味とし、工夫をこらした。
今回「アレグラ(R)ドライシロップ5%」が薬価収載されたことによって、幅広い年代のアレルギー患者にとって選択肢が増えるであろう。
用法・用量
用法および用量は、成人および12歳以上の小児には、フェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg(ドライシロップとして1.2g)を1日2回、経口投与する。
また、2歳以上7歳未満の小児に対し、1回30mg(ドライシロップとして0.6g)、6 ヵ月以上2 歳未満の小児には1回15mg(ドライシロップとして0.3g)を1日2回、経口投与する。

サノフィ株式会社 ニュースリリース
http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/