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2025年07月30日(水)
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サノフィ、侵襲性髄膜炎菌感染症の情報センターを設立

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サノフィ、侵襲性髄膜炎菌感染症の情報センターを設立

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死亡や重篤な後遺症を引き起こす感染症
2014年4月21日、サノフィ株式会社は、侵襲性髄膜炎菌感染症(IMD)の情報提供を行うため、「IMD情報センター」を設立したと発表した。

IMDは髄膜炎菌への感染によって発症する侵襲性感染症。発熱や頭痛、嘔吐など風邪に似た症状で始まり、IMDの典型的な症状である皮下出血や精神錯乱、けいれん発作、意識不明などは遅れて出現するため、早期診断が困難とされる。また、適切な治療がなされた場合でも5~10%が死亡し、11~19%で手足の切断や難聴、神経障害などが残ると報告されている。日本国内においては、2013年には18例の報告があり、うち3例が死亡している。

髄膜炎菌感染症
ワクチンと情報提供の両輪でIMD抑制を狙う
こうした状況に対し、厚生労働省は2010年、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」においてIMD予防ワクチンは医療上の必要性が高いと判断した。これをうけて、サノフィは国内初の髄膜炎菌ワクチンの製造販売承認を2013年3月に申請した。

今回、同社はIMDの啓発を目的とした情報提供を行うため、「IMD情報センター」を設立。IMDに関する啓発資材の作成や専用ホームページの運用、啓発企画・イベントの実施などを通じ、IMDに関する情報を広く発信するとしている。

同社は「IMDの脅威から1人でも多くの方々を守るために、疾患理解を深める情報を提供し、日本の公衆衛生に貢献する」としている。

名称:IMD 情報センター事務局
主催:サノフィ株式会社
後援:VOICES OF MENINGITIS(在米IMD 患者会)
所在地:東京都港区赤坂1-12-32
ホームページ:www.imd-vaccine.jp
(プレスリリースより引用)



外部リンク

「IMD情報センター」設立のお知らせ(サノフィ株式会社)
http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp

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