針刺し損傷をより強力に防止
日本ベクトン・ディッキンソン株式会社は、「BD オートシールド デュオ 両端自動カバーによる針刺し損傷防止機構付きペン型注入器用注射針」を、4月14日から発売開始した。針先側の針カバーを透明にするなど、糖尿病治療における医療従事者の針刺し損傷をより強力に防止するものとなっている。
(画像はプレスリリースより)
医療従事者の声に応えて
今回新たに発売される「BD オートシールドTデュオ」は、同社が販売してきたペン型注入器用注射針「BD オートシールド 1.5」を、医療従事者の声に応えて進化させた次世代製品にあたる。
針が針カバーに覆われている従来の安全機構に加え、針先側の針カバーを透明にしたことで、針が確認しやすくなっている。また、ペン型注入器から取り外した後、後針側のカバーが自動的にスライドすることで後針を保護する、安全機構が追加された。
増加している針刺し損傷
糖尿病患者の急速な増加に伴い、医療現場ではインスリン注射をする機会が増え、その際に起こる針刺し損傷もまた増加している。この状況に対応すべく、同社は日本初の安全機構付きインスリン注入器用注射針を発売した。
同社は、これからもインスリン注射針のパイオニアとして、糖尿病治療に最適な針の開発に取り組むとしている。

糖尿病治療用ペン型注入器用注射針「BD オートシールド デュオ」新発売 - プレスリリース
http://www.bdj.co.jp/press/20140404.html