ワクチン接種を受ける人へのガイド
厚生労働省は、2014年3月31日に「ワクチン接種を受ける人へのガイドの作成要領」の作成を日本製薬団体連合会会長(日薬連会長)に通達した。2014年4月1日より適用されている。なお、以前に作成済みの「患者向け医薬品ガイド作成要領」により作られているワクチン製剤の患者向き医薬品ガイドは、改訂をおこなう。
ガイドの目的
「ワクチン接種を受ける人へのガイド」は、ワクチン製剤を接種する人が正しく理解ができ、万が一、副作用があった場合でも早く発見できるよう、情報を提供する目的。提供のあり方としては、インターネットでの情報収集が主に考えられる。常に新しい情報を更新すると同時に、高校生でも理解ができる内容にすることで、一般への認知度をあげていく。
また、ワクチンの効能・効果、接種上の注意点、用法・用量などを明記し、トラブルが起きたときの問い合わせ先なども明記される。
「患者向けの医薬品ガイド」の認知度をあげる工夫
「患者向けの医薬品ガイド」は、一般の人の中には、認知度が低い。また、医療関係者でも認知していない人もいる。これから、新しいワクチン接種ガイドが作成されたら、ガイドを認識してもらうためのアプローチ方法や、普及の拡大が大きな課題となる。

厚生労働省
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/