参天製薬、米Oak社と緑内障・高眼圧症治療剤に関するライセンス契約を締結

参天製薬株式会社と米国のOak Pharmaceuticals, Inc.（以下Oak社）は、緑内障・高眼圧症治療剤タフルプロストのライセンス契約を締結した。この契約は、米国におけるタフルプロストの売上金額に応じて、Oak社が参天製薬に対してロイヤルティを支払うというもの。

タフルプロストは、プロスタグランジン系緑内障・高眼圧症治療剤であり、旭硝子株式会社と参天製薬が共同で開発した。これまで60カ国以上で販売されているが、米国では2009年にMerck & Co., Inc. （以下Merck社）に販売権を許諾している。

しかし、Merck社が米国における眼科事業を売却することになり、タフルプロスト事業もOak社へ譲渡されることが決まった。これを受け参天製薬は、Oak社へ特許権・ノウハウの米国における実施権を許諾。Oak社がタフルプロストの米国販売を行うことになった。

Oak社は、Akorn Pharmaceuticals, Inc. （以下Akorn社）の100％子会社にあたる。Akorn社は、米国のニッチ医薬品会社。先発医薬品と後発医薬品の両方に関して開発・製造・販売を行っているが、子会社であるOak社は、先発医薬品の販売を行っている。




緑内障・高眼圧症治療剤タフルプロストの米国における販売に関する Oak 社との契約の締結について(PDF) - プレスリリース
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/