文部科学省の次世代がん研究戦略推進プロジェクト
来る5月10日、東京大学医科学研究所と理化学研究所・統合生命医科学研究センターの主催によりシンポジウム『より効果的に薬を使うために』が開催される。
このシンポジウムでは、文部科学省の次世代がん研究戦略推進プロジェクト「がん薬物療法の個別適正化プログラム」における、3つの臨床研究の進捗について紹介が行われる。
(画像はプレスリリースより)
「オーダーメイド投薬」の実現を目指す
文部科学省の次世代がん研究戦略推進プロジェクト「がん薬物療法の個別適正化プログラム」では、薬剤投与に関するオーダーメイド医療「オーダーメイド投薬」の実現を目指し、前向き臨床研究が実施されている。
対象の遺伝子の一部を調べることによって、個人の遺伝子型に基づく薬の投与を決定する「オーダーメイド投薬」は、2012年より大規模な臨床研究が開始されている。
がん薬物療法の個別適正化プログラムの概要
シンポジウムでは、がん薬物療法の個別適正化プログラムの概要から、オーダーメイド投薬の検証や乳がんホルモン療法における薬理遺伝学研究の必要性、遺伝子検査に関するインターネット情報と患者の混乱といったテーマで、紹介が行われる。
『より効果的に薬を使うために』は、2014年5月10日開催。会場は、東京都千代田区の大手町サンケイプラザ。時間は、 14:00から16:00。

シンポジウム「より効果的に薬を使うために」 │ 開催概要
http://www.biobankjp.org/pgx/sympo/index.htmlがん薬物療法の個別適正化プログラム シンポジウム開催のお知らせ『より効果的に薬を使うために』(ドリームニュース)
http://www.dreamnews.jp/press/0000091304/