高血圧症の高用量治療薬
MSD株式会社は(本社:東京、社長:トニー・アルバレズ)は、持続性ARB/利尿薬配合剤の「プレミネント配合錠HD」を新発売すると発表した。プレミネント配合錠HDは、アレジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)と利尿薬の配合剤「プレミネント配合錠LD」の高用量の錠剤となる。
(画像はプレスリリースより)
主な効能
主に高血圧症の患者に処方される。プレミネント配合錠HDは、血管を収縮する物質のアンジオテンシン2の動きを抑え血圧を下げる薬と、腎臓の働きを促して血液のナトリウムを尿量で減らす働きのある薬で血圧を下げる効果がある。成人の服用で、1日1回となる。
従来のプレミネント配合錠LDに比べるとロサルタンカリウムが2倍に増量された。プレミネント配合錠HDの発売によりより効果的な血圧コントロールが可能となる。
今後の治療に期待
現在、高血圧症で治療をおこなっている患者の中で、目標とされている血圧に割合は、約半数だ。今でも半数の人が、高血圧症の治療をおこなっている。今以上の高血圧管理が必要になってくる患者に対して、血圧を下げる役割と相乗効果および副作用を減らすことができる薬として期待されている。

MSD株式会社 プレスリリース
http://www.msd.co.jp/