大塚製薬より「クイックナビ-Strep A」
2014年4月14日より、大塚製薬株式会社はA群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット「クイックナビ-Strep A」(以下、クイックナビ)を発売する。
「クイックナビ」は、A群ベータ溶血連鎖球菌(A群溶連菌)の感染の有無を調べるためのキットで、陽性の場合は約90%が2分以内に判定可能となっている。既存品と異なり、1ステップのみの操作で検体抽出液の調製ができる点も特長だ。
検体抽出液の調製後、調製した試料をキットに滴加することで使用する。販売希望価格は11,000円(10テスト)。
(画像はニュースリリースより)
特に春から初夏にかけて、また冬期に流行
「クイックナビ」で判定が可能な「A群溶連菌感染症」は通年性だが、特に春から初夏および冬にかけて流行することが知られている。学童期の子どもを中心に広い年代で発生しており、発熱、咽頭炎、扁桃炎が主な症状だ。
検体採取対象が主に子どもであることから、「クイックナビ」には咽頭からの検体をより多く採取できるよう、植毛タイプの綿棒が使用されている。

迅速判定のA群ベータ溶血連鎖球菌抗原キット「クイックナビ-Strep A」 4月14日新発売
http://www.otsuka.co.jp/company/release/