ゲルタイプの肩こり薬新発売
小林製薬株式会社は、効果感が持続するゲルタイプの肩こり薬『ニューアンメルツ ゲル』を4月3日から全国の薬局・薬店で新発売すると発表した。価格はメーカー希望小売価格700円(税抜き)。
(画像はプレスリリースより)
新発売の背景
液体タイプの肩こり薬『アンメルツ』は、1967年に発売されてから、47年間支持されている小林製薬を代表するブランドである。
しかしながら、その一方で、外用消炎鎮痛剤市場は600億円前後の巨大市場であるにもかかわらず、近年は縮小傾向であり、その一因として、利用者が接骨院やマッサージ、温熱医療機器の市場などへと流出していることが考えられる。
だが、肩こりの対処方法として外用消炎鎮痛剤を利用する場合が多く、その中で最初に使った外用消炎鎮痛剤(塗り薬)は「ニューアンメルツ ヨコヨコ」が6割以上であることから『アンメルツ』ブランドは、外用消炎鎮痛剤市場の中で高い支持を獲得しているといえるだろう。
また、小林製薬が実施した生活者調査によると、外用消炎鎮痛剤の剤型別での使用者満足度では、6割がゲル剤に対して「満足」と回答しており、液剤よりもゲル剤の方が、使用者の満足度が高いことが判明した。
この調査結果を受けて、小林製薬は、『アンメルツ』ブランドから、外用消炎鎮痛剤を使用している人に高く支持されているゲルタイプの肩こり薬である「ニューアンメルツ ゲル」を新たに発売することとした。
商品概要
「ニューアンメルツ ゲル」は血行促進成分と鎮痛成分によって肩こりを楽にする外用消炎鎮痛剤であり、患部に長く留まり、効果間が持続するゲルタイプの肩こり薬である。
鎮痛成分であるサリチル酸グリコールが痛みを素早く鎮静し、血行促進成分のノナン酸バニリルアミドが肩こりの原因物質を流していくため、こりを原因から治療していく。1日数回適量を患部にマッサージするように塗り込むことによって、肩こりの治療に効果的である。また、無臭であるために、臭いが気にすることなく、使用できる。

小林製薬株式会社ニュースリリース
http://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2014/140320_01/