製薬業界ニュース
2025年11月09日(日)
 製薬業界ニュース

富山化学、インフルエンザの新薬が承認

新着ニュース30件






























富山化学、インフルエンザの新薬が承認

このエントリーをはてなブックマークに追加
錠剤タイプのインフル新薬
富士フイルムグループである富山化学工業株式会社(以下、富山化学)は、錠剤タイプの抗インフルエンザウィルス薬「アビガン錠200mg」の製造販売の承認を取得しました。新型インフルエンザ、過去に流行した再興型のインフルエンザの感染症に効果があると判断され、今回の承認になりました。
アビガン
(画像はプレスリリースより)

「アビガン」の流通
現在の抗インフルエンザ薬で効果が現れない場合や、効き目がない場合にも効果が発揮される新薬として「アビガン」は、期待されています。既存の薬剤で、流行したインフルエンザの効果がないと政府が判断した場合に投与が検討される医薬品になります。そのため、医療機関には流通せずに、富山化学が、厚生労働大臣からの製造の要請を受けての製造と供給になります。

「アビガン」の効果・効能
動物を使った実験で、効果が見られた結果は、新型鳥インフルエンザにも効果が見られました。インフルエンザは、感染した細胞内で増殖してウィルスを放出することで他の細胞に感染します。現在の流通している抗インフルエンザ薬は、ノイラミニダーゼ阻害剤は、この放出を阻止して、インフルエンザの感染を防ぐ物です。しかし「アビガン」は、ウィルスの細胞内で遺伝子の複製を阻止してインフルエンザの増殖を防ぎます。この特徴から鳥インフルエンザAなどに対応する抗ウィルス作用が期待されています。


外部リンク

富山化学工業株式会社 プレスリリース
http://www.toyama-chemical.co.jp/
Amazon.co.jp : アビガン に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->