製薬業界ニュース
2025年11月09日(日)
 製薬業界ニュース

ロシュ・ダイアグノスティックス、「コバス EGFR 変異検出キット」を発売

新着ニュース30件






























ロシュ・ダイアグノスティックス、「コバス EGFR 変異検出キット」を発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
EGFR遺伝子変異陽性患者の特定を補助
ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は、「コバス EGFR 変異検出キット」を、3月10日に発売した。

このキットは、非小細胞肺がん組織から上皮成長因子受容体(EGFR)遺伝子変異を検出するというもの。EGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)が効きやすいとされているEGFR遺伝子変異陽性患者の特定を補助するために使われる。

非小細胞肺がん
(画像はプレリリースより)

肺がんのうち80~85%は、非小細胞肺がん
肺がんのうち80~85%は、非小細胞肺がんであると推察されている。また日本人では、非小細胞肺がん患者の30~40%でEGFR遺伝子の特定領域に変異が起こっていることが報告されている。この遺伝子変異が主な原因となり、がん化が促進されることが明らかになっている。

非小細胞肺がん患者のうちEGFR遺伝子変異陽性患者は、分子標的薬であるEGFRチロシンキナーゼ阻害薬(EGFR-TKI)が効きやすいとされている。同キットは、このEGFR遺伝子変異陽性患者の特定を補助する遺伝子検査キットだ。

結果判定まで8時間以内に完了
同キットの特徴は、EGFR-TKIを用いた分子標的治療に重要なエキソン18・19・20および21から41の遺伝子変異を検出すること。

また、アレル特異的・リアルタイムPCR法の採用により、高感度に変異が検出も可能。結果判定まで8時間以内に完了でき、測定結果は「コバス 4800 システム z480」による自動判定となる。

同キットの保険点数は、2500点。希望販売価格は、24テスト用が492000円。


外部リンク

非小細胞肺がんの個別化医療に貢献「コバス EGFR 変異検出キット」発売のお知らせ - プレスリリース
http://www.roche-diagnostics.jp/news/14/03/10.html
Amazon.co.jp : 非小細胞肺がん に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->