専門医と非専門医で大きく異なる結果
株式会社インテージは、2型糖尿病治療を行っている医師を対象に「2型糖尿病の治療に関するアンケート」調査を実施した。薬物治療に「新しい作用機序の薬剤を早く使ってみたい」と回答した割合が、専門医と非専門医で大きく異なるなど、興味深い結果が出ている。
(画像はプレスリリースより)
「新しい作用機序の薬剤を早く使ってみたい」
専門医と非専門医の回答で最も差があったのは、「新しい作用機序の薬剤を早く使ってみたい」という質問。専門医の45.3%がYES回答であるのに対し、非専門医では18.4%にとどまった。
次いで「糖尿病治療の際には、合併症のコントロールがより重要である」では、専門医が65.1%で、非専門医は40.4%。「患者さんの状態に合わせた薬剤選択が的確にできているか不安になることがある」では逆に、専門医が20.9%、非専門医は44.7%という結果となった。
また、製薬会社MRの説明に対して聴取した項目のうち、非専門医の68.4%は薬剤に関して「患者さんの治療を第一に考えた説明」を期待していた。しかし、そのような説明を受けていると回答した医師は、わずか7.9%にとどまっている。
糖尿病の専門医86名と非専門医114名が対象
この調査は、2014年1月31日から2月6日にかけて、行われた。対象は、糖尿病の専門医86名と非専門医114名。インテージグループにおける医療分野専門である株式会社アンテリオが保有する、約42000人の医師モニターの中から選ばれた。調査は、インターネット上で行われている。

糖尿病治療医を対象とした「2型糖尿病の治療に関するアンケート」 - 株式会社インテージ
http://www.intage.co.jp/chikara/02_topics/646/