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2025年08月03日(日)
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”かしこく”薬を使う ビー・メディスンワイズ週間2013

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”かしこく”薬を使う ビー・メディスンワイズ週間2013

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ビー・メディスンワイズ週間とは?
「ビー・メディスンワイズ週間」はオーストラリアの保健・発育省が出資するNPO団体の国立処方支援サービス(以下 NPS)が国民に薬について考えてもらうために始めたもので、今年で3年目に入ります。期間は毎年、10月の14日から20日までです。

イベント
「薬の問題は高齢層によく見られる問題です。3人に1人高齢の入院患者は薬が理由入院しています。しかし、この半数は予防が可能です」(国立処方支援サービスCEO リン・ウィークス ― プレスリリースより)


国立処方支援サービスとは
NPSは1998年、オーストラリア政府の医療政策の変更に伴い設立された団体で、その目的は薬剤の上手な利用法(クオリティ・ユーズ・オブ・メディスン)に取り組むことでした。NPSは医療従事者と医療消費者に薬の処方や意思決定に関わる情報や他の支援を与え、薬剤の安全で効果的な使用を促進します。

クオリティ・ユーズ・オブ・メディスンとは
クオリティ・ユーズ・オブ・メディスンとは以下のように定義されています。
・薬剤は、いかなる場合においても適切な場合にのみ使用されるべきである。
・治療中の病態、治療の潜在的リスクや利点、治療の用量、期間、費用を考慮し、使用する薬剤を選ばなければならない。
・乱用などの薬剤の誤用は最小限に抑えられなければならない。
・薬剤は健康のアウトカムを改善し、治療の目的を達成しなければならない。

ビー・メディスンワイズ週間 2013
今年のビー・メディスンワイズ週間はオーストラリアの高齢化する人口に焦点をあてました。

オーストラリアの50歳以上の人口の43パーセントは一日5つ以上の薬を摂取しています。しかし、たった55パーセントの人々しか自身の薬の記録をつけていないのが現状です。

普段、私たちは薬の危険性や利益に無関心です。25パーセントの人々が処方薬を摂取してもめったに、または全く副作用がないと考え、たたった20パーセントが処方薬において副作用が一般的であることを理解していました。

メディスンワイズ・チャレンジ
55歳以上の方は、ビー・メディスンワイズ週間中、平日に毎日更新されるメディスンワイズ・チャレンジというものを受けられます。

現在まで公開されたチャレンジは、
・薬の有効成分を知る、
・服用中の薬のリストを作る、です。

外部リンク

Be Medicinewise Week
http://www.nps.org.au/about-us/what-we-do/

Being medicinewise is key to better health. Bert Newton launches Be Medicinewise Week 2013
http://www.nps.org.au/media-centre/media-releases/
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