ニプロと共同で開発
あすか製薬株式会社は子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科疾患、前立腺がん、閉経前乳がんなどの疾病に使用されるLH-RH誘導体マイクロカプセル型徐放性製剤『リュープロレリン酢酸塩注射用キット1.88mg「あすか」』、『リュープロレリン酢酸塩注射用キット3.75mg「あすか」』(一般名:リュープロレリン酢酸塩)を2月20日に新発売した。
「あすか」はニプロ株式会社の技術を基に、ニプロとあすか製薬が共同で開発を行ったもの。2013年8月に製造販売承認を受け、12月に薬価収載された。販売は他のあすか製薬の製品と同じように武田薬品工業株式会社を通じて行われる。
3.75mgは閉経前乳がんや前立腺がんも効能・効果に
「あすか」1.88mgの効能・効果は子宮内膜症、過多月経・下腹痛・腹痛および貧血等を伴う子宮筋腫における筋腫核の縮小および症状の改善、中枢性思春期早発症とされており、「あすか」3.75mgの効能・効果はこれらに加えて閉経前乳がん、前立腺がんとされている。

あすか製薬株式会社 プレスリリース
http://www.aska-pharma.co.jp/news20140220.pdf