もはや国民病である「花粉症」
サノフィ株式会社は、病院で治療を受けている花粉症患者を対象に花粉症治療に対する満足度の調査を行いました。
(画像はニュースリリースより)
日本における花粉症の有症率は約3割となっており、国民病とも言える疾患となっています。また、花粉症は不快な症状が長く続き、患者のQOL(クオリティ・オブ・ライフ/生活の質)が低下することが問題視されています。
「満足」な患者の回答を分析
今回の調査で総合的な「花粉症治療に満足しているか」という質問には、「満足していない」との回答が64%となり、大半の花粉症患者の方が現在の治療に満足していないという結果でした。
一方、「満足している」と答えた患者の回答の詳細について見てみると、「医師と患者のコミュニケーション」については、「満足である」と回答した患者の40%が花粉シーズン前から「症状の変化について医師から聞かれている」と回答しました。また、満足な患者の約30%は自分から医師に症状の変化や薬の効果を伝えており、双方向でコミュニケーションを取っていることが分かります。
「薬の効果や眠気に不満がある時」については、「満足である」と答えた患者の60%以上が自分から医師に薬を変えてもらうように相談していますが、「不満である」と回答した患者は医師に相談する割合は40%台と、満足な患者よりも低い割合となっていました。
このことから、患者が医師に対して積極的にコミュニケーションを取ることが治療の満足度に繋がっていることが分かりました。

サノフィ株式会社 ニュースリリース
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