「医薬品のネット販売」に関する調査
インターワイヤード株式会社は、ネットリサーチティムスドライブで「医薬品のネット販売」に関する調査結果を発表している。
インターワイヤード株式会社が運営する、ネットリサーチDIMSDRIVE(ティムスドライブ)で、2013年6月7日~6月21日まで実施。(ティムスドライブモニター8,313人回答)
結果は、医薬品のネット販売の購入意向者は約50%。そのうちの12.2%は「ぜひ購入したい」と積極的で、38.9%は「機会があれば購入したい」であった。
ネットで購入できるメリットは、「曜日や時間を問わずに注文できる」64.2%、「店が近くにない人も購入できる」53.1%、「恥ずかしくない」30.8%である。風邪薬や目薬、胃腸薬などの身近な薬は、自宅にいながらすぐに買うことができればとても便利だ。
賛否両論のネット販売
医薬品をネットで販売することに、賛成42.5%、反対10.4%で、どちらとも言えない41.0%であった。市販後に一定期間を設けて、安全性のある薬に限りネット販売が認められるが、やはり安全面での心配の声が上がっている。
案の定、千葉県で期限切れの医薬品がネット販売された問題が起きた。しかし、この問題は無許可業者によるもので、すでにこの販売サイトは閉鎖されている。
薬局・薬店のない遠方に住む人にとっては、ネットで販売されることによるメリットは大きいだろう。政府は、医療用医薬品が市販薬へ切り替わり、その後3年を経過すればインターネットでも販売を解禁する方向で調整している。

インターワイヤード
http://www.interwired.co.jp/ネットリサーチDIMSDRIVE
http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2013/131008/