4月1日付で承継
トーアエイヨーは、2月4日、ホスピーラ・ジャパンから不整脈治療剤「シンビット静注用50mg」(一般名:ニフェカラント塩酸塩、以下「シンビット」)の製造販売承認を4月1日付で承継することに合意したと発表。
なお、4月1日以降、販売をアステラス製薬が行い、医療機関への情報提供活動をトーアエイヨーとアステラス製薬の両社が行うとしている。
(画像はトーアエイヨーホームページより)
シンビット承継から目指すもの
トーアエイヨーはこれまで循環器領域に特化したスペシャリティファーマとして、「プロノン錠100mg・150mg」、「シベノール錠50mg・100mg」など、数々の不整脈治療剤を発売してきた。
一方、シンビットは、日本で開発された不整脈治療剤で、1999年の発売以来、生命に危険のある心室性不整脈(心室頻拍/心室細動)の治療薬として広く使用されている。
トーアエイヨーはシンビットを承継することによって、急性期から慢性期にかけた不整脈治療剤のラインナップの充実を図り、より一層不整脈領域における医療への貢献を目指していきたいとしている。

トーアエイヨートピックス
http://www.toaeiyo.co.jp/img/snb-50.pdfアステラス製薬ホームページ
http://www.astellas.com/jp/