錠剤を飲みにくい患者に
協和発酵キリン株式会社は1月17日、同日に抗てんかん剤「トピナ(R)細粒10%」(一般名:トピラマート)の医薬品製造販売承認を取得したことを発表した。
(画像はホームページより)
「トピナ(R)細粒10%」は2007年9月発売のトピナ(R)錠の細粒剤で、小児や高齢者などの一部に見られる錠剤を飲みにくいてんかん患者でも飲みやすくしたもの。こうした患者の服薬アドヒアランスを向上させるものと期待できる。
小児に対しても投与可能
トピナ(R)錠は他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかんの部分発作に対する治療薬として、多くの患者に処方されている。2013年11月には2歳以上の小児に対する用法・用量の一部変更承認を取得した。
維持量は1日200~400mg
通常、成人に対してはトピラマート50mgを1回量として、1日1回または2回の経口投与を開始する。以降、1週間以上の間隔をあけて増量。1日200~400mgを維持量とし、2回に分割して経口投与する。

協和発酵キリン株式会社 ニュースリリース
http://www.kyowa-kirin.co.jp