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2025年08月02日(土)
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テラビック(R)、ジェノタイプ2型C型慢性肝炎にも追加承認申請される

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テラビック(R)、ジェノタイプ2型C型慢性肝炎にも追加承認申請される

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テラビック(R)、ジェノタイプ2型C型慢性肝炎にも追加承認申請
田辺三菱製薬株式会社は、C型慢性肝炎治療薬「テラビック(R)錠250mg(一般名:テラプレビル)」(以下、「テラビック(R)」)について、「ジェノタイプ2型C型慢性肝炎」の効能・効果の追加に係る承認事項一部変更承認を申請したことを発表した。

現在、C型肝炎ウイルス(HCV)に感染している患者は、国内では、約150~200万人存在し、このうちHCVの遺伝子型は、ジェノタイプ1型が約70%、次いでジェノタイプ2型が約30%を占めると推定されている状況にある。
テラビック
テラビック(R)
テラビック(R)は、HCVの複製に関係するNS3-4Aセリンプロテアーゼを阻害する効果があり、HCVの増殖を抑制する経口のC型慢性肝炎治療薬である。これを受けて、2011年11月よりジェノタイプ1型の患者におけるウイルス血症の改善を適応として、テラビック(R)を含む3剤併用療法(テラプレビル+ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組み換え)+リバビリン)に使用されている。

しかしながら、その一方で、ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎の患者に対しては、標準療法として、初回治療では、2剤併用療法(ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組み換え)+リバビリン)が確立されているが、その療法で効果が得られなかった患者に対しては、有効な治療法は確立されていなかった。

そのため、田辺三菱製薬は、ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎の患者で、従来の治療法で再発した患者や効果が見られなかった患者を対象として国内で臨床試験を実施した結果、テラビック(R)を含む3剤併用療法(テラプレビル+ペグインターフェロン アルファ-2b(遺伝子組み換え)+リバビリン)による有効性が確認されたことで、ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎の適応追加承認申請を行った。

今回のジェノタイプ2型のC型慢性肝炎に係る適応追加承認申請は、ジェノタイプ2型のC型慢性肝炎の患者にとって、治療法の選択肢が増えるという朗報になるだろう。


外部リンク

田辺三菱製薬株式会社ニュースリリース
http://www.mt-pharma.co.jp/shared/show.php?url=../release/

田辺三菱製薬株式会社
http://www.mt-pharma.co.jp/index.php
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