マウスフィーダーを混入
タカラバイオ株式会社は1月9日、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)やヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)などのヒト幹細胞用品質管理試薬を1月20日より発売することを発表した。
(画像はプレスリリースより)
この製品はヒト幹細胞培養物から抽出したDNAを検体とし、ヒトゲノムDNAとマウスミトコンドリアDNAをそれぞれリアルタイムPCR法によって定量することでマウスフィーダー細胞の混入を測定する研究用試薬。短時間に高感度での測定を可能としている。
この製品を用いた実験結果は3月に京都で開催される「第13回 日本再生医療学会総会」において、京都大学再生医科学研究所 幹細胞研究部門 高橋恒夫先生らと共同で発表される。
今後もシェア拡大を目指す
タカラバイオはiPS細胞やES細胞などの幹細胞研究に関する製品やサービスの開発に注力している。この製品を含めた関連製品やサービスは国内外の研究機関や製薬企業向けに販売しており、今後もさらなるシェアの拡大を目指す、とニュースリリースでは述べられている。

タカラバイオ株式会社 プレスリリース
http://www.takara-bio.co.jp/news/2014/01/09.htm