18歳以上の診断にも使用が可能に
ヤンセンファーマ株式会社は12月20日、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬「コンサータ(R)錠」(一般名:メチルフェニデート塩酸塩)について18歳以上の成人期に対する適応拡大の承認を取得したことを発表した。
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コンサータ(R)錠は2010年10月に小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬を適応として、日本で初めて製造販売承認を取得。2011年8月には18歳未満でコンサータ(R)錠による治療を開始した患者について18歳以降も継続して使用する場合についての添付文書の改訂が行われた。
今回の適応拡大の承認取得によって、18歳以上で注意欠陥/多動性障害(AD/HD)と診断を受けた患者についてもコンサータ(R)錠の使用が可能となる。
速やかに、持続的に効果
コンサータ(R)錠は放出制御型徐放錠。浸透圧を利用した放出制御システムを採用することで12時間かけて持続的にメチルフェニデート塩酸塩が放出されるように、またコーティング層にもメチルフェニデート塩酸塩を含有することで服用後速やかにメチルフェニデート塩酸塩が放出されるように設計されている。

ヤンセンファーマ株式会社 ニュースリリース
http://www.janssen.co.jp/public/rls/news/4276