4成分5製剤の発売開始
Meiji Seika ファルマ株式会社は13日、薬価基準収載されたジェネリック医薬品を発売した。4成分、5製剤が新たに加わることとなる。
アムロジピンOD錠10mg(明治)、ドネペジル塩酸塩錠10mg(明治)、ドネペジル塩酸塩OD錠10mg(明治)が、新たにジェネリック医薬品として発売され、バラシクロビル錠500mg(明治)、バラシクロビル顆粒50%(明治)、ピタバスタチンCa錠1mg(明治)、2mg(明治)、4mg(明治)が、ジェネリック医薬品としては初めて発売される製品となる。
患者の負担をさらに少なく
ジェネリック医薬品は、先発医薬品と比べると、薬価が安いことがあげられる。バラシクロビル錠500mg(明治)は、バルトレックス錠500のジェネリック医薬品となるが、先発医薬品のバルトレックス錠500が、薬価が475.2円に対し、バラシクロビル錠500mg(明治)は、268.9円となっている。
有効成分が同じなので、効果や副作用はほぼ同じであるため、経済的負担が軽くなる。また、医療財政面では医療費の国庫負担も減るため、将来にわたり医療の質と国民皆保険制度の維持にもつながることになる。
(画像はイメージです)
日本では普及率が低いジェネリック医薬品だが、欧米では非常に普及しているものだ。しかし、日本でも2008年4月から、処方箋様式が変更となり、ジェネリック医薬品への変更への敷居が低くなった。
ジェネリック医薬品への変更は、かかりつけ医や薬剤師と相談することで容易に行える。

Meiji Seika ファルマ株式会社 ジェネリック医薬品 新発売のお知らせ
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/日本ジェネリック医薬品学会
http://www.ge-academy.org/index.html