承認取得は8月15日付で行なわれた
日本化薬株式会社は、8月21日、抗悪性腫瘍剤「テモゾロミド錠20mg『NK』」「同100mg『NK』」「同 抗リウマチ剤 メトトレキサートカプセル2mg『NK』」について、製造販売承認を取得したと発表した。
同社が今回製造販売承認を取得した薬剤は、いずれもジェネリック医薬品。承認取得は、8月15日付で行なわれている。
「スペシャリティー、バイオシミラー、ジェネリック」
日本化薬の医薬事業は、1931年創業の山川製薬株式会社を前身とする。翌年に上市した「アスピリン」が創生期の主力品であり、「山川アスピリン」は同社の代名詞とも言える認知度を誇った。
1969年の抗がん薬「ブレオマイシン」発売を契機として、同社は徐々に抗がん薬およびがん関連の製剤を中心とした事業を発展。近年は、バイオシミラーやジェネリック抗がん薬、さらには血管内治療(IVR)分野への取り組みも進めている。
同社は今後も、「スペシャリティー、バイオシミラー、ジェネリック」を重点領域として医薬事業を推進し、医療の向上および医療費の効率化を通じて社会に貢献するとしている。
がん専門MRを中心に適正使用情報を提供
抗がん薬に強みを持つ日本化薬は、がん治療に関する信頼性の高い情報を医療機関に提供することが、大きな使命であると考えている。そのため、がん専門MR(医薬情報担当者)の育成に力を入れ、400名以上在籍するMRのうち100名以上ががん専門MRとなっている。
同社は今回製造販売承認を取得したジェネリック医薬品についても、がん専門MRを中心として適正使用情報を提供するとしている。
(画像は日本化薬の公式ホームページより)

テモゾロミド錠20mg「NK」・同100mg「NK」、抗リウマチ剤 メトトレキサートカプセル2mg「NK」の製造販売承認取得 - 日本化薬株式会社
http://www.nipponkayaku.co.jp/