8成分26品目の製造販売承認を取得
東和薬品株式会社は8月15日、ジェネリック医薬品8成分26品目の製造販売承認を取得した、と発表した。
2成分がジェネリック医薬品として初めて承認
承認されたジェネリック医薬品8成分は、以下のとおり。
ジェネリック医薬品イルベサルタンOD錠とイルベサルタン錠は、アンジオテンシン2のタイプ1受容体に競合的に拮抗する高血圧症治療薬(降圧剤)で、先発薬剤は2008年発売のアバプロ錠とイルベタン錠である。ジェネリック医薬品として初めて承認された。
オルメサルタンOD錠とオルメサルタン錠は、アンジオテンシン2の結合を阻害する高血圧症治療薬で、先発薬剤はオルメテックOD錠とオルメテック錠である。
ジエノゲストOD錠は、プロゲステロン受容体に対して選択的に作用する子宮内膜症治療剤で、先発薬剤はディナゲストOD錠。
タクロリムス錠は、移植後の拒絶反応に関わる因子を抑える免疫抑制剤で、先発薬剤はプログラフカプセル。
ファムシクロビル錠は、単純疱疹と帯状疱疹の原因となるウイルスの増殖を抑える抗ヘルペスウイルス剤で、先発薬剤はファムビル錠。ジェネリック医薬品として初めて承認された。
メトトレキサート錠は、リンパ球などの異常な状態の免疫反応を抑える若年性特発性関節炎治療で、先発薬剤はリウマトレックスカプセル。
ロスバスタチンOD錠とロスバスタチン錠は、HMGーCoA還元酵素を選択的・競合的に阻害する高コレステロール血症治療薬で、先発薬剤はクレストールOD錠とクレストール錠。
ロピニロール徐放錠は、徐放性ドパミンD2受容体系に作用するパーキンソン病治療薬で、先発薬剤はレキップCR錠である。
(画像は東和薬品株式会社のHPより)

東和薬品株式会社のプレスリリース
http://www.towayakuhin.co.jp/pdf/news170815-1.pdf