2016年4月1日に設立された合弁会社
武田テバファーマ株式会社および武田テバ薬品株式会社(以下、両社合わせて「武田テバ」)は、8月16日、3成分10品目の製造販売承認を取得したと発表した。
武田テバは、武田薬品工業株式会社とテバファーマスーティカル・インダストリーズ・リミテッドが2016年4月1日に設立した合弁会社であり、ジェネリック医薬品および武田薬品から継承した長期収載品を取り扱っている。
ますます高まるジェネリック医薬品の重要性に対応
日本は超高齢化社会を迎え、医療費の大幅な増加が課題となっている。こうした状況にあって、長年の使用実績に基づく豊富な情報を有し、医療費負担の軽減を可能にするオフ・パテント・ドラッグ(特許期間が満了した医薬品)は、今後その重要性がより一層高まっていくと、武田テバはする。
同社は、日本における武田薬品の企業ブランドや強固な流通網、テバが有する開発、製造から提供までのシステムや世界規模の事業基盤、研究開発における専門知識などを融合。ますます高まるジェネリック医薬品の重要性に対応し、質の高い効率的な医療を実現することで、人々の健康と社会に貢献するとしている。
承認の取得は、8月15日付で行われた
武田テバが今回製造販売承認を取得したのは、高脂血症治療剤「フェノフィブラート錠」、HMG-CoA還元酵素阻害剤「ロスバスタチン錠」、高親和性AT1レセプターブロッカー「オルメサルタン錠」の3成分。「ロスバスタチン錠」の2.5mgおよび5mg剤形のみ武田テバ薬品が製造販売元となり、他の全剤形は武田テバファーマが製造販売元を担う。
なお承認の取得は、8月15日付で行われている。
(画像は武田テバの公式ホームページより)

3成分10品目の製造販売承認を取得 - 武田テバ
https://www.takeda-teva.com/public/news/detail?id=95