ペプチドリーム、塩野義製薬、積水化学工業の3社で合弁会社設立へ
ペプチドリーム株式会社(以下、ペプチドリーム)は8月7日、塩野義製薬株式会社、積水化学工業株式会社との3社による特殊ペプチド原薬の研究開発、製造及び販売を行う新たな合弁会社の設立について、同日、3社合弁契約書を締結したと発表した。
新会社の社名は「ペプチスター株式会社」。2017年9月1日に設立予定で、工場の稼働は2019年7~9月頃の予定としている。
様々な治療用途に適用可能な特殊ペプチド治療薬は、国内外において研究開発が進められている。しかし、高品質な特殊ペプチド原薬を低コストで安定供給できるCMO(Contract Manufacturing Organization:医薬品製造受託機関)が未だ設立されていないことが、3社の業務提携の背景となった。
日本発の特殊ペプチド原薬の開発・製造・販売へ
ペプチドリームは、独自かつ革新的な創薬開発プラットフォームシステム:PDPS(Peptide Discovery Platform System)を用いて、広範囲にわたる多数の特殊ペプチドの合成を成功させている。
今回、特殊ペプチド医薬品について専門的な技術を持つCMOを設立し、ペプチドリームが有する特殊ペプチド医薬品の周辺知財及び技術を基盤にオールジャパンで取り組むことにより、世界をリードする日本発のペプチド原薬の合成・製法の研究開発、製造及び販売を実施することが期待される。
(画像はペプチドリーム株式会社 ホームページより)

ペプチドリーム株式会社 ニュースリリース
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