Meiji Seika ファルマ100%出資の企業
Me ファルマ株式会社は、8月10日、グリメピリド錠「タカタ」の製造販売承認を高田製薬株式会社より承継すると発表した。
Me ファルマは、Meiji Seika ファルマ株式会社100%出資のジェネリック医薬品製造販売会社として、今年5月に営業を開始した企業。グリメピリド錠の承継は、9月29日に予定されている。
新薬と同等の「meijiクオリティ」医薬品として
近年、日本は超高齢社会化という社会問題に直面しており、医療提供水準の維持・向上と医療保険制度の継続を両立するために、安価で良質なジェネリック医薬品の安定供給が強く求められている。Me ファルマは、こうした状況へ対応すべく、ジェネリック医薬品製造販売会社として設立された。
同社は、メドライク社の日本向け専用ラインで作られた安価で良質な医薬品を、Meiji Seika ファルマ小田原工場にて最終確認を行った上で、医療の現場へ供給。Meiji Seika ファルマのグローバルな生産体制と品質管理体制を融合した形であり、新薬と同等である「meijiクオリティ」の医薬品として安定供給を行うとしている。
ジェネリック医薬品の未来を切り開く
高田製薬よりMe ファルマへの承継が行われるグリメピリド錠は、スルホニルウレア系の経口血糖降下剤。高田製薬においては、「タカタ 0.5mg」「同1mg」「同3mg」として販売されてきた。承継後は、「Me 0.5mg」「同1mg」「同3mg」として販売される。
Me ファルマは今後も、高品質かつ安価なエッセンシャルジェネリックの安定供給を通じて、ジェネリック医薬品の未来を切り開くとしている。
(画像はMe ファルマの公式ホームページより)

高田製薬株式会社からの製造販売承認承継に関するお知らせ - Me ファルマ株式会社
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/